
はい。ういろうです。
名古屋名物は数あれど。
きしめんはやはり外せないでしょう。
愛知県、特に名古屋周辺のうどんやさんには、ほぼきしめんがメニューにあります。
で、本日は私が考えるきしめんの正しい食べ方について講義いたします。
食べる場所は?
記事のタイトルどおり、駅のホームのきしめんやで食べるのが正解です。
さらに言うと、新幹線のホームにあるきしめんやさんが、特に正解です。
なぜか。
その昔、新幹線が名古屋駅に到着すると、数分間停車することがありました。
きしめん好きの皆さんは、この停車時間を利用して、新幹線のホームにあるきしめんやさんに飛び込んで、
速攻で注文し、速攻で提供され、速攻で食べて、速攻でお金を払って、速攻で新幹線の自分の席に戻ります。
これが通の食べ方とされた時代がありました。
つまり、それほどまでして食べたいのがきしめんだったのです。
しかし、時代はかわり、新幹線の停車時間は短縮され、券売機ができたりして効率化されたので、このような熱き戦いは行われなくなりました。
つまり、新幹線のホームはきしめん好きの思いが詰まった場所であると言えます。
なので、私は名古屋駅にいくと、かならず新幹線のホームにあるきしめんやさんに立ち寄り、きしめんを食べます。
で、今回もそのパターンでした。
券売機です。
ちょっと、見づらいですが、右下の黄色いボタンに、「きしめん350円」があるのがわかりますでしょうか?
現在は、一番シンプルなきしめんが350円で食べれます。
他にも、カレー、味噌煮込み、てんぷらなど、色々なきしめんがあります。
それはそれで楽しいですが、私はかならず350円のきしめんを食べます。
これぞ、きしめんの王道だからです。
以前は、300円以下で食べれたような・・・
お店に入り、カウンターに立ちます。
当然立ち食いです。
何が当然かというと、立ちそばもそうですが、さっと食べてさっと帰るスタイルが粋と考えている風習があるからです。
実食
さぁ、来ました。
具材は、お揚げにネギ、そして多めの鰹節です。
だしをしっかりとったおつゆが旨し。
きしめんには、しっかりとコシが残っており、暖かい麺を食べない私も、ここではこれを頂きます。
ホッと安心する瞬間です。
最後に
ちょっと、思い入れの強い記事になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
正直言って、めちゃくちゃ美味しいわけではないです。
きしめんも、半茹でした状態でストックした麺をお湯でさっと通した程度で提供されます。
なので、感動する美味しさはありません。
ですが、昔から変わらない味、変わってほしくない味、そして手際よく作業するおばちゃん、普通に指をどんぶりに突っ込むおばちゃんすべてが揃わないと、この安心感は生まれません。
イケメンやかわいい子が店員では成り立たないのです。
これぞ昭和の味。
令和になっても残ってほしい味です。
きしめん食べたくなったら、是非新幹線の入場券を購入して、駅のホームへ向かってください。
それだけの価値は、、、あなたには、ないかもしれませんがw
それでは、また。